川和高校
サイエンスフロンティア
希望ヶ丘高校
平沼高校
市ヶ尾高校
桜丘高校
特色検査校4名全員合格!
(ユニティ開校以来、特色検査校の合格率は100%です)→詳しい対策方法はこちら
合格おめでとうございます!!!
(合格者掲載は一部抜粋です。)
中学に入学したその日からオンライン授業だった今年の中3生が、
卒業し、新しい世界へと飛び立つ。
30年の塾指導経験の中でも、決して忘れることのできない今年の中3。
コロナ3年間の記録も兼ねて、みなさんの中1からの思い出を記しておきます。
コロナ禍で大変な3年間を過ごした、という大人の方も多いかと思いますが、
公立中の2023年卒ほど、激動の中学生活を過ごした子たちは、過去にはいない。
小学校が休校となり、
卒業式もないままに2020年4月に入学してから、
即休校で、毎週1回課題を学校にもらいに行って家で勉強する生活が2か月続いた。
誰も、外を歩いていない、
いやむしろ外を歩くことを憚られるゴールデンウイークを過ぎ、
6月から学校が始まった、ものの、
「やっと元通りだね~」という話がなんだったんだ?
というくらい、制限のある生活はずっと続く。
ユニティでは、人数を制限しての教室授業とzoom授業を組み合わせていました。
保護者の方から、消毒薬やうがい薬を差し入れしていただいて、すっごくうれしかったのが思い出です。
(当時いただいた消毒スプレーを、いまだに愛用!)
コロナの前から、インフルエンザシーズンは、
みんなマスクをする & 手や机を消毒をしておりましたので、
入手困難なマスクや消毒薬の備蓄はたくさんあって、
コロナ禍では異常に値上がりしていた空気清浄機も、もともと稼働中。
慎重な運営をしつつも、休校期間中は、午前・午後・夜の授業体制に移行。
結果として、勉強量は倍増しました。
そんな中でも、中学校の前期中間テストは6月7月に行われ、しかもびっくりするほど範囲は広い。
学校に行かないで、家で勉強すると、やる子はめっちゃ勉強する。
つまり、学校という勉強速度を制限する場がなくなると、
子供たちは勉強する。
そうすると、
先生たちはそれに応えて、さらに授業は進み、試験範囲は広がる、ということ。
近所の中学の先生は、授業を撮影して生徒全員分のDVDをつくり配布していた。
オンライン配信のしくみが全国的には整わず、テレビでコメンテータが怒っていたのが寒々しい。
本気で授業を届けたい先生は、DVDを何百枚つくってでも届けるのだ。
↓そういえば、当時の中3は5月に数学を1年分終えていた。
メディアでは、
オンライン授業や休校のマイナス面ばかりが報道されていましたが、
塾の現場での実感はまったく逆。
やる子・出来る子にとって、休校はプラスの側面も大きかった。
(いくつかの学校では、休校によって生徒の勉強速度に制限がなくなり、進学実績の急増をもたらすことに。)
↓暇になりすぎた高校生は、哲学書を読み始めた。そりゃ、大学受験に成功するよなぁ。
小中学生も、もちろん本を読んでいた。
夏休みは2週間に短縮されて、
一部の中学では夏休み明けと同時に技能4科目の定期試験。
部活もないし、家も出られない生徒たちが没頭する、
美術などの作品に心奪われる日々。
社会生活は、ままならない中でしたが、
本会場実施を継続した「英検」を生徒たちには勧めました。
多くの人が、申し込む段階で躊躇してしまっていた。
たしかに、リスクはあるが、
万全の会場運営は信頼してよいだろうと。
そして、単語や音読に没頭できる毎日じゃないか!
飛行機が飛ばないからこそ!
いずれこの島を出て海を渡れ、と鼓舞し続けた。
↓英検4級合格から1年で英検2級に合格
会場の確保と運営が困難な中、
公平な実施形態を守り続けた英検協会の方には、心から敬意を感じていました。
入試時期を迎えて、オンラインと教室を組み合わせて進む冬期講習や入試対策を、
当時中1だったみなさんは見ていたことでしょう。
↓この合格の報も、中1のみなさんのzoomでの試験対策中に受け取ったのを覚えています。
2020年後半で、大切だったのは、
急速に広がるオンライン教育のしくみを整えること。
開校以来、求め続けていましたが、3名の優秀なエンジニアの方と出会えたのは、彼らが家にずっといて、開発に没頭しようという気概があったからだろうと思います。
1人目は、若かりし頃、「君はプログラマーが向いているんじゃないか?」と開発関連の書籍をプレゼントした旧知の方。30代になり、優秀なデータベースエンジニアとなって再会できた。
2人目は、ユニティのエンジニア募集の貼り紙を見てくれた、近隣大学院の学生さん。在宅でアルバイトをするなんてことが、コロナ禍によって当たり前になっていた。
3人目は、開校時から口説き続けた老練かつ教育指導に詳しいエンジニア。
他にも、オンラインの教材を作成できる、優秀な方々に協力してもらえるようになった。
コロナ禍によって、お家にいる! ということが続いたからこそ出会うことができた。
みなさんの合格に、彼らは欠かせない存在でした。
そして迎えた2021年度!
公立中学生にとって、激動だったのは、むしろこの年だった、と感じます。
中学校の教科書が全面改訂され、特に英語の単語数は倍増。
中1の5月には不定詞や動名詞を学ぶなど、
教科書の速度・中身も倍増、というほどの大変革。
ユニティでは、教材出版社に無理を言って、前年2020年の12月から新年度教科書教材を入手して授業を開始していましたが、それでも、生徒間で広がる格差を埋めるのは本当に難しかった。
ただ、2021年から在籍し、今年2023年に高校入試に臨んだ中3のほとんどが英検2級レベルまで伸びたのは、新しい中学英語教科書のパワーが大きい。
多くの生徒が中1の間に英検3級を取得していたので、中1の冬期講習では中2中3の両方の教科書を利用して授業を進め、翌年度の学校のテスト・翌年度の英検準2級・入試対策に向けて、英語の土台を築くことができた。
英語の土台ができると、5科目の入試勉強は実質4科目になります。 また、定期テストでも英語にかける時間が短くて済むので、残り科目の点数が伸びやすくなる。
英語を真の意味で得意にすることで、内申と入試得点では、圧倒的に有利になります。
↓こちらもぜひ。