ユニティのサイトの中で、ほぼ毎日、全国の誰かが検索して見てくれているページがあります。
一番多いのがこちら。
試しに、「割算 商の見当」とググってみてください。たぶん、一番に出てきます。
「割算 商の見積もり」でも、3位くらいまでには出てくるかな?
1けたの割り算では、59÷7=8あまり3 というように、九九で瞬時に商がみつかります。
でも、
小4で習いますが、2けたで割るときは、
678÷85=???
と、瞬時には商が見つからず、
だいたい90くらいだから… 7?
いや90よりだいぶ小さい85だし、8いける?
と商の見積もりをすることになります。
見積もりをする、見当をつける、のが難しいのは、
小4くらいだと、曖昧さや概数の概念がまだできあがっていないから。
そして、2けたの割り算は、
曖昧さとは何なのか? 見積もり・見当・だいたいこれくらい、という考え方ができるようになる大切な機会。
それを、特別な計算テクニックや、ただ数をこなす練習で身に着けようとしてはいけないと考えています。
ただの計算、基礎計算。
でも、それをどう教わって、どう反復したかは一生モノの差につながっていきます。