中学生の数学で最も差がつく分野は「平方根」です。
小1から9年間の計算力の集大成。
しかも、今までとはまったく異なる感覚の計算手法を学んでいく必要があります。
つまり、教える人の腕の見せどころ。
ここがきちんとできたら4か5がとれる。平方根でつまづくと、4をとることはほぼ難しいでしょう。
基本は正方形の面積と1辺の関係。
√25って見たら、即座に5に直せるように。
そして「ババ抜き!」
同じものが揃ったら、ルートの外に出す!
「ババ抜き」は大量の問題を、順序よく配列して練習し、頭というよりは手で覚えます。
ババ抜きが完成したら、
約分→ババ抜きの手順を確認(や・ば)
有利化を加えて、
約分→ババ抜き→有理化 (や・ば・りか)
の順で計算できるように練習します。
じっくり時間をかけたいけど、部活の引退も近づく中3に、そこまでの時間の余裕はない。
最小限の手間暇で力をつけさせていきます。