特色検査を乗り越えて「合格」するための解説動画!
講師は、特色検査専門講師の金澤浩先生!
問6は毎年のことですが、理系中心の問題になります。
年によって難易度は違うのですが、
2020年は、問題の設定を理解すればその先は難しくない。
(ア)
特色では時々出題される、AND・OR・NOTの考え方
「通信機器」「携帯」という2つの語句をを「OR」で検索するか、
それぞれの語句を、つまり2回に分けて検索するか。
ORで検索すると、重なった部分つまり「通信機器」「携帯」を両方含んだ記事は1つと数えられる(ダブルカウントされない)(例:220件)
それぞれの語句を単体で検索すると、両方の語句をを含む記事がダブルカウントされてしまい
(例:通信機器100件・携帯電話150件)
合計すると250件となり、OR検索の220件を超えます。
そのため等しくならないのでアは✖️
できるだけ幅広く検索したければ、2つの語句で別々に検索しても良いけれど、
ORで検索すると、2つの語句のどちらかを含んでいたら、漏れなく全部見つけられるからそれで良い!
ということになりますね。
AND検索だと、
先ほどの件数でいえば、両方の語句を含んでいる記事は、250-220=30件ですから、その30件だけを検索することになります。
つまり、条件を複数にして、狭く絞る検索のときはAND検索をすればよい、ということになりますね。
OR=幅広い検索
AND=狭く絞る検索
(イ)
時計に関する情報を検索するのだが、
腕時計と電波時計の情報は不要である。
という、読んだ情報を図に描き表したい(図は動画を参照してね!)
腕時計と電波時計をORで繋いだ上で、つまりカッコでくくった上で、NOTにすればいい
選択肢3だと、NOTが優先されてしまいますよね。
選択肢3を選んでしまった人は、条件やルールを読み込む癖を!
(ウ)
ア
例として、ABCDのスイッチがあるとする。
どれかを押せばランプがつく=1
つまりABCDの「どれか=OR」を押したときに1になる、OR接続だということになりますね。
イ
運転席と助手席のシートベルトを「どちらも=AND」着けると、1になる。
ただし、今回はどちらも1になると、ランプが消える=0、
ということは、ANDで1になり、それを0に変換するNOTを追加する必要があるので、NANDとなる。
5科目含めて、どんな問題でも「書き込む」ことが大事ですが、
特色の場合は、慣れない問題で手が動きづらい。
こういう問題で、慣れない問題でも手が動いて、書き込みできるトレーニングを積みたい。
(エ)
表の3条件2を読んで組み合わせてみる。
①②を記号を使って表す ※日本語を0または1で表していく。
(これも、書き込みの技)
①
B0(エンジン停止)
A1(カギが挿されたまま)
D1(運転席のドアを開ける)
→X1
②
B0(エンジン停止)
A1(ライトが点灯したまま)
D1(運転席のドアを開ける)
→X1
3つの条件が合わさったときに、X1となるようにしたい、
→ORは使えない、
ANDになるわけだ。
選択肢2は、NOT関数を通る前にCにつながってしまうので✖️になる。
(図で説明したいので、動画見てね!)
(オ)
まずは、空走+制動=停止 と書いてほしい!
空走=速さに比例(まあ、これは簡単なので書かなくてもよいかも)
制動=速さの2乗に比例
※「制動距離? 2乗に比例?」…日本語の意味が?となったら数字で置き換えてみる。
速さが2倍なら、制動距離は4倍(3倍なら9倍 まあ、このネタは数学の教科書で定番なので、書かなくても分かる人も多いと思いますが)
(ⅰ)
20km/hで空走6m 制動2mに対して
80km/h=4倍
空走=4倍=24m
制動=4の2乗=16倍=32m
制動=24+32=56m
(ⅱ)
時速がx倍として、
(空走)6x +(制動)2x2=(停止)45.5
この2次方程式を解くと、
x=3.5 と出るので、
3.5✖️20=70km
となりますね。