毎年、新中1には6月の英検受験をお勧めしています。
小学校からの積み重ねが十分、もしくはすでに5級上位の力を持っている生徒には4級を。
まだ基礎の積み重ねが必要な生徒には5級を受けてもらいます。
それで、
一部のさらに上位の生徒さんには、1月に英検を受けてもらうことがあります。
日曜にその本番があり、自己採点してもらったら、4級でリーディング74% リスニングが86%
合格ラインは余裕で超えていると思われます。
英検は、どんどんレベルが上がっていて、同じ4級でも数年前とはまったく難易度が違います。
あまりにも問題が難しいので、30%台の正答率でも合格するケースがあって、「検定」としての価値がちょっと疑われるところはあるのですが、まあ、それはおいといて ^^;…。
R74%+L86%は、本格的な英語力の土台づくりができていると思います。
英検は、対策次第で、基礎的英語力が弱くても合格できてしまう試験なのですが、
単語の読み書き、耳からの音読、中学の教科書内容、9割をとる過去問演習など、
言語としての習慣・土台をしっかりつくった上で受験すると、将来の英語の伸びの可能性を大きく広げてくれます。
4級で8割近くとれていたら、無理して対策すると3級も受からせることができてしまう。そういう受けさせ方をする学校や塾は多いのですが、絶対ダメ。
小学校~中1の間に、どうやって英語を勉強したか?
は、その子の中高6年間の学力全体の伸びに、大きく影響します。
帰国子女や英語教室のおかげで、あまり勉強しなくても英語ができる、
よりも、
いろいろ試行錯誤して、歯磨きのように習慣をつくって、むしろ苦労して英語力をつけた生徒の方が、中高での学力全体の伸びが大きい、ようです。