神奈川入試で、最も差がつくのは英語です。
中1中2の間に、英語で上位の得点がとれるようにすることは、神奈川入試で成功するための最低条件です。
そこで、
ユニティでは英語は無学年制で指導しています。語学の才能は、学年とはほとんど関係がありません。特に中高生の英語は、英語圏で言えば小学生レベルの言葉ですから、中1でも高校生でも大きな差はありません。能力に応じて、とことん伸ばす。
学校や一般的な塾の学年分けによる英語教育とは、大きく異なるやりかたです。
また一方で、
中途半端な実力で英検を受けさせることをしません。(合格だけを目的とした英検受験は、その後の英語の伸びに大きなマイナスになるからです。真の言語能力を伸ばして英検を受けてもらったほうが、その後の伸びにつながります。)
学年トップレベルの生徒が、
小学生レベルの計算からやり直したら、本当に学年トップに。小学校低学年レベルの計算を何千と積み重ねたら、難関模試で全国トップレべル、偏差値70に。
そんなことが起きるとはまったく予想していませんでした。30年以上指導してきましたが、数学の指導は「小学校の足し算から」それが結論です。
馬鹿馬鹿しくて、だれもやらないような基礎の積み重ねこそ、数学を得意にするために欠かせない。
暗記力は国語力。
社会が好き・嫌いということは、ほとんどの場合言語能力、国語力により決まります。
暗記するのが苦手なのも、国語力不足が要因です。
だから、
社会が苦手なら、遠回りなようでも2学年くらい戻って、漢字や語句を徹底してやり直す。社会に出てくる漢字や語句も、覚えるよりも、まずは書けるように、漢字練習のように練習する。
理科は、単元ごとに攻略法がありますが、社会はこうして言葉の基礎を積み重ねるのが一番近道です。
神奈川の国語入試は、文章の量が全国トップレベル。
また、選択式であることから、
漢字も漢検2級レべル。
文章問題は4択であり、そこまで難しいわけではないですが、さまざまな語彙が含まれた大量の文章を素早くこなしていく力を必要とします。
最もシンプルな対策は、
漢字や語句など基本事項を定期テスト前にやらないこと、つまり、日常的に学習することです。
また、教科書や模試の問題は、音読を。
毎日数分の音読の積み重ねは、あらゆる勉強法の中で最強です。
中学生の5科目を大きく伸ばすためには、何よりも英語です。
英語は、暗記量が多いように見えて、あらゆる科目の中で、使う言葉が最も少ない。
文科省は1200程度と言っていました。これが、2021年から1600-1800に1.5倍くらいに増えます。上位入試のためには、2000くらいは必要となるでしょう。それでも、他の科目の文章を作り出している日本語の単語と比べたら圧倒的に少ない。
(中学生レベルの日本語の語彙数は、およそ3万語くらいです。)
たった、2000語なのです。
1日3個としても、中学3年間で約3300語
1日5個で、翌日に同じ単語を復習するとしても、3年間で2700語
つまり
「習慣」さえあれば、だれでも確実に英語は得意になる。それなしに、他の科目が本当に得意になることはありません。
分かりやすい授業、魅力的な授業は、学力向上に効果的に見えて、一時の満足を与えてくれる薬のようなものです。
本当の学力、入試で勝てる学力は、習慣をつくることでしか身に付きません。