ちょうど小6では比例と反比例を習っていて、
中1も11月の定期テストの範囲で比例と反比例が出ます。
数学の分類で言えば「関数」と呼ばれる単元で、中2で指導する「1次関数」は数学が出来るできないの、大きな分かれ目になります。
逆に言うと、小6の比例反比例・中1の比例反比例はそこまで難しくないので、さら~っと通り過ぎてしまうことが多いです。
でも、2年間に渡って似たようなことを教わって、結局中2になって急激に難しくなってつまづく、というパターンにはまらないためには、なんと言っても小6の間に「比例・反比例」にとどまらずに関数の深い世界をもとに指導してあげる必要があります。
単純に問題のレベルを上げるだけではなく、教えるときのちょっとした言葉遣いや問題の出し方を工夫することが大事です。
最終的に中2で習う1次関数が深く理解できるかどうか? そこをゴール地点にします。
それ抜きに教えてしまうと、グラフもただの直線・ただの曲線になってしまいますので!
関数を深く理解するかどうかで、「算数・数学って面白い!」と感じられるかどうかが決まります。