英語・数学は、積み重ねの科目です。
特に、英語は単語も文法も、次から次へと増えていきますから、一度わからなくなるとそこから先はまったくついていけなくなり、入試までずーっと英語は苦手。英語のせいで合格が危うい、ということもあり得ます。
そんなときはどうするか?
まずは、単語を発音する力
口で言えないものを、文字だけでいくら練習しても、ストレスがたまるだけで、まったく利がありません。とにかく発音ができるようにすること。
今日、来てくれた生徒さんは、英語がすごく苦手なのに何故か単語はほぼすべて読める、という今まで見たことがないタイプ。
というわけで、この項目は余裕でパス!
単語の意味
単語の意味がわからなければ、毎回の学校の授業についていくことが難しくなっていきます。
中1・中2に戻ってでも、とにかく単語の意味がわかるように積み重ねること。
自分で単語をやる習慣がなくなっていたお子さんも、単語練習が嫌いなお子さんも、やり方を整えて一緒にやり始めれば大丈夫です。
少しだけ予習(先取り)する
英語が苦手な生徒さんにとって、学校の英語の授業が「楽しいか?」というと、絶対に楽しくありません。
わからないからです。その状況を早く解消しなければ、本来楽しくてためになるはずの学校の英語の授業が、「ただ、ツライもの」になってしまいます。
そこで、学校の授業を楽しく受けられるように、少しだけ予習をします。
代表的な例文や単語を事前に教えて練習してもらうのです。今日の生徒さんは、これから学校で勉強する単元を勉強し、繰り返した結果、ほぼ満点をとるところまでいきました。
もう、それだけで次の英語の授業が楽しみになる。
得意な人よりも、苦手な人の方が「先取り」の効果は高い! って気がしています。