さいたま市の英検3級すごいですね。
市内平均が75.5%ですから、8割9割を超えている学校も多くあるはずです。
前年度は1位の福井県62.8%に次ぐ58.9%でした。
つまり、1年で15%以上も伸びて全国1位となりました。
さいたま市では全国にさきがけて2015年度から、小中一貫9年間の英語教育体制を始めており、
全国1位になった2018年度の中3はその初年度の小6にあたります。
2015年度 小6 小中一貫9年間の英語教育体制スタート
2018年度 中3 ぶっちぎりで、
全国1位!(^O^)/
2015年度は一部実験校での施行でしたが、その後中学3年間の英語教育で圧倒的な全国1位になったことになります。
すべての学校に施策が広がったのは、2016年度から。
そのときの小5が現在の中3です。次の調査結果はどうなるのか、注目です。
2016年度 小5 さいたま全市で、小中9年間一貫英語スタート
2019年度 中3 どうなるの???
市の平均で8割を超えるようなことがあれば、
日本の英語教育の歴史に残る成果だと思います。
そんな、まさかね!
中3の8割が英検3級に受かっちゃう自治体が、
しかも、政令指定都市が、
あるわけがない。
絶対にない!
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という、
未来の話はさておき。
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とにかく、
さいたますごい
!!!(^O^)/
そう、
これが日本全国の小中学校の英語教育の未来です。
平成32年度、2020年オリンピックイヤーとなる来年から、同様の施策が全国で始まります。
変化はいろいろありますが、何よりも大きいのは「小学校での通知表評価」です。
プログラミング教育に関するニュースが多く流れていますが、
来年から、
英語が教科となる小5小6では、通知表の評価がはじまります。こっちの方がよほど大きな変化です。
文部科学省の資料内でも、「評価」という文字が盛んに使われています。
中学の教科といえば、「英数国」3科目が中心の9科目、
小学校でも、同じ科目体制になる。
つまり、算数・国語という主要な科目が、英数国に変わっていきます。