東南アジア世界青年の船 神奈川県地方プログラムを体験

東南アジア世界青年の船 神奈川県地方プログラムを体験

 

2023年2月15日~18日まで「世界青年の船」事業の神奈川県地方プログラムを体験してきました。今回は筆者も参加し、人生が変わったと心から思えるプログラム、内閣府の青年国際交流事業についてご紹介をしたいと思います。

まず、日本の内閣府は、30歳以下の青年を対象にした国際交流事業を1959年より実施しています。当時の皇太子殿下のご成婚記念事業として始まり、現在は航空機を使った3事業(日本⇔韓国、日本⇔中国、日本と海外の相互交流)と、船を使った2事業(日本⇔東南アジア、日本⇔その他世界)が毎年実施されています。

▼詳しい紹介はこちら
https://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/kouryujigyou.html

その中でも特色が強いのは船を使った事業で、今回の記事は2事業「世界青年の船」と「東南アジア青年の船」に着目します。2つとも、10カ国から選ばれた外国人青年たちと、日本人青年が大きなクルーズ船に乗り込み、世界を旅しながら表敬訪問、ディスカッション、ホームスステイ、文化交流、国旗掲揚や各国の記念日のお祝い等の公式行事、星空観察などを行いながら、ともに時間を過ごす事が共通です。よく比較されるピースボートとは大きく違い、各国政府が選んだ青年たちが乗り込み、政府が協働で実施している外交の要素が強いプログラムです。先輩には秋篠宮紀子様がいます。

 

「東南アジア青年の船(通称:SSEAYP)」の特徴

・真剣、突破力や結束力が強く、倍率は高め

・参加国は日本と東南アジア10カ国で毎年同じ
※日本、ブルネイ、シンガポール、ミャンマー、カンボジア、マレーシア、ラオス、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナム

・約60日で船上3-5日、陸上3-4日を繰り返しながら、ホームステイ・表敬訪問・ディスカッション課題別視察等を5カ国で実施

・事前事後研修や乗船前の準備がある

 

「世界青年の船(通称:SWY)」の特徴

・カジュアル、緩やかな集合体、倍率は低め

・参加国は日本と世界10カ国で毎年違う

・約50日で船の中での活動がメイン、表敬訪問・ディスカッション課題別視察等を1-2カ国で実施

・事前事後研修や乗船前の準備がある

 

プログラムの終了後は、日本青年国際交流機構(通称IYEO)と呼ばれる同窓組織に入り、事後の社会貢献等の活動をしていくことになります。世界に散らばるアラムナイを通じて卒業旅行として世界一周旅行をする方、起業や転職をする方等様々です。

今年も4月頃を目安に募集要項が出てくると思います。Youtube等で「SWY、SSEAYP」等と検索すると動画がたくさん出てきますので、ぜひチェックしてみて下さい!

ご相談・資料請求お気軽に

その他カテゴリの最新記事