塾での指導は、
先生から生徒への言葉や板書を通じて行うので、
どうしても左脳中心の指導になりがちです。
でも、それだと文字通り「半分しか」教えたことにならない感じがして、どうも教えきった気がしません。
脳科学者ではないので、
専門的なことはわからないのですが、
「どうやったら、右脳に感覚的に教えられるのだろう?」ということにこだわってます。
例えば、図形の問題を、一切の説明抜きで「音だけで」指導すること。
上の図では、切断の仕方とはめ込み方がすでに書いてありますが、
一切の説明なしで音だけで感じ取ってもらい、
無理ならジェスチャー&音で伝えて自分で気づいてもらいます。
小5レベルの問題ですが、
こうした「言葉に頼らない」感覚を積み重ねていくことが、
言葉を受け取ることができない右脳を鍛えていくことにつながります。
英語なら、
「言いたい!」こと、つまり感情をいかに込めるかということ。
例えば、
「キノコが嫌いだ!」など、自分が嫌なことを表現せずに、
”don’t” をいくら学んでも、右脳は一切反応しないと思ってます。
「否定文」という文法用語の前に、
先生が ”否(いな)!” という感情をどれだけ ”don’t” に込められるのか?
それが「右脳に教えること」だと。
図形の問題は、極力言葉に頼らずに
基本的なルールにも、できるだけ感情と感性を込めて
ちょっと話は変わりますが、
↓こちらは、中3の入試対策理科です。
上中の理科の宿題は、中2中3ともに、相当な完成度と深さがあると思います。
質・量ともにすごいので、苦労すると思いますが、
夏休みを通じて、全力で取り組めば、必ず理科の得点力向上につながります。