梅雨時の小6というと、分数のかけ算・わり算ですね。
小数の計算と比べると、見た目的に難しく見えないので、それほど「難しい」と感じる生徒は多くないようです。
しかーーーし!
約分がすばやく、的確にできているか?
は要注意です。
中1になると、夏まではそれなりに計算に力を入れて教えてもらえますが、その後は「計算」というものを単独で教わる機会はほぼありません。
また、
「約分」のように小学生の基礎として当然のものを、中学で指導したりトレーニングしたりすることはありません。
結局、中3あたりで「約分」だけをテストしてみると、
数学で5をとっている生徒ですら、遅かったり不正確だったりと、「約分という基礎が完璧にできている」と言える生徒は、ほぼいないのが実感です。
脳で理解することと、手が勝手に動くくらいまでにトレーニングされていることは、まったく別物です。
小6のこの時期に、約分を「手が勝手に」そして「正確に」できるくらいにまで鍛えておくべきです。
約分以外にも、小5・小6までに、計算の基礎が完成していなければ、中学に入って回復することはとても難しいのです。
小学英語にて: bとdって中1でも時々間違える人いて困るんだよ~。
確かに似てるもんね~、という話に、このイラスト描いてくれました。
気が利いたイラストじゃのう…!
こちらも御覧ください。