英語ダメ人間が英語を教えます。

英語ダメ人間が英語を教えます。

先に結論を書いておきます。

 7年前くらいになりますが、30代後半でTOEICを受けたときの得点が、990点満点中525点

 企業が新入社員に求めるレベルがおよそ500点代後半とも言われますので、仕事では使い物にならない。生活はギリギリできるか? いや無理だろう、というレベルでしょうか。

 しかしこのリスニングはひどい。。。

 「簡単な内容でも意思疎通ができないレベル」です。

 それから5年ほどをかけて、40代に入って最高スコア885点まで伸ばしました。


(一番最近は、1月に受けたのですが、今度こそ900行った~ と思ったら805点でした。残念!)

 ちなみに、800点代をとったのはこれが4回目になります…。今度こそ!900点!

 英語がダメならダメなりに、いろいろ工夫して、しかも暗記力も衰えた40代のおっさんが、必死で英語力を身に着け、それを子どもたちのために生かしたい!

 って思ってます。

中学高校時代は根っからの理系でした。

 英語の勉強が嫌で嫌で。とにかく逃げ回ってました。

 授業はまったく楽しくなくて、単語練習なんて苦行。

 当時は、音声で勉強するという発想もなく、とにかく文字とにらめっこして文字を書き続けるだけ。

 しかも、当時は「筆記体で書かないと英語はできるようにならない。」という、わけのわからないジンクス?のようなものがあり、何を書いてるんだかよくわからない状態で英語を書き続ける毎日。。。

誰か助けてほしい! 

 いやむしろ「もう、やってらんね~」

 模試の長文なんて、知らない単語だらけで「うーん、この単語の意味はなんだ?」と前後を読みながら意味を発見して、試験時間が終了したりしてました。

 ちなみに、context という単語でした。訳すと「文脈」ですね。 文脈を読み取って、「文脈」という単語の意味を知りました~♪

でもまあ、なんとかかんとか頑張って、無事大学生にはなれました。

 で、大学1年生のとき、英語の教科書で大学レベルの力学を学ぶ授業があって、「読まないと授業に参加できない」という英語の必然性に初めて触れました。毎日毎日、泣きそうになりながら電車のなかで教科書を開いていたのを思い出します。

 そうやって「やらざるを得ない状況に追い込まれて」初めて、英語を学ぶというか、英語そのものが面白いと思うようになりました。理系の言葉は辞書をひかなくてもなんとなく読めちゃったことも、楽しさの要因だったかもしれません。

 大学で生き残るための強制力? が結果として英語の面白さを拓いてくれた、これは大きな発見でした。

じゃあ、やらざるを得ない状況を自分でつくればいいのでは?

 当時はまだインターネットがないころでしたが、コンピューター棟(に行かないとPCがなかった)には、こんなのが置いてありました。


wikipediaより Macintosh Classic

これ、かっこええ!

当時は知りませんでしたが、この人がつくったやつですね。


wikipediaより SteveJobs

これで何かやりたい!

 大学の英語の授業で、難しい英文の教科書をひたすら読んでは訳していく、というこれまた苦行でしかない授業がありました。

 先生から当てられたら、訳すことになるので、大量の英文を予習しなければなりません。

 そこで、上記のマックで私が英文を和訳したものを1枚の紙にたくさん印刷して、小さく切って授業前に教室の入口で他の学生に1枚50円で売ったら、飛ぶように売れました。(先生、ほんとごめんなさい!もう二度としません! 良い子はこんなことマネしちゃだめですよ!)

ところが、英語がダメダメなやつが訳したものなので、内容があまりにもひどい。

 当てられた人は、ひどいまんま訳すので先生が呆れていることもしばしば…。

 授業中に「おいおい…」って目でまわりの学生から見られたり。

 逆に、訳がおかしいことにちゃんと気づいて、スラスラと直しながら訳す優秀な学生もいて、

 そんな経験が「英語をもっとわかるようになりたい」という気持ちにつながっていきました。

 たしか、半年間の授業だったと思うので、数カ月は続けたでしょうか。おかげでタイピングもずいぶん上手になりましたが。

(つづく)

「気持ちええ」から英語を勉強することになった

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