知的に面白く

知的に面白く

塾の先生といえば、とにかく頭がよくて、そして面白い。

 子どもたちはそういう大人を本能的に好み、ついていく傾向があるような気がしています。

 決して、学校の先生より塾の先生が頭がよくて面白い、ということではありません。

 私も経験を重ねて気づいてきたことですが、やはり学校の先生も相当優秀な方が採用され、そして変わりゆく指導要領の中で磨きをかけられているのだなと、生徒のノートやテストを見ていて感じます。

 ただ塾の方が、いわゆる難関校の問題を解説してみせたり、理解に苦労する単元を短時間で習得させたり、語呂合わせやらギャグネタを持ち込んで、生徒を爆笑させたりという場面が多く、生徒からそういう印象があるだけのことです。

「知的に面白いこと」に、小5~中1くらいの子供は本当に敏感だと感じます。

 中学生になると、部活など諸々のスケジュールが厳しいせいもあるのか、「知的面白さ」よりも「指導の効率性」を求めてしまうせいもあるのでしょうか。

 少し学年が下がった子たちの指導は「知的面白さ」で本気になれるため、「わかりやすい授業づくり」のためには貴重な機会です。

今日も、お馴染みの? サムライイングリッシュ??(仮称!!)

あのノリに何の疑問ももたず、ついてきた本当に素直な子…。ありがとう!

無茶なノリの中にあるフォニックスの感覚にちゃんと気づくセンス。ちょっと感動しました。

そして、算数。

約分がちょっと苦手そうだったので…
「ツムツムの感覚なんだぜ!」を即座に理解したのがすごい。

次に、0.125 と分数をかける問題。

もろもろ途中まで教えて、「ハチブンノ4…」と言ったら、「姉妹!」と答えたセンス。原石ですね。

↑最後は少し遊ばせてもらいました。これ、前からやってみたかったのですが、私の絵心では到底無理で…。ありがとう、この写真は保存します!

塾は、知的面白さを与えてくれる大人の宝庫です!

 ぜひご近所の塾を覗いてみてください。

 そして、塾とは少し役割が異なりますが、学校の先生の授業もぜひ大切にして欲しい。

 「濃い味付けの食べ物」的な塾だけではなく、「素材の味そのまま」の学校の授業がベースにあってこそ、真の学力は伸びていきます。

 

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