最初はある人に勧められて、
そのうち「分かんなくて悔しくて」読んでは諦め、諦めては読んできた哲学関連の本。
そんな哲学関連書に、「わっかりにくいんだよ!」とちょっと喧嘩を売りつつ、この人、塾の先生に向いてるんじゃない?と思わせる、一行一行が読んでる人をひきつける魅力のある本です。
まだ、読んでいる途中ですが、私は読み終わったり、ある程度満足するとすぐに忘れちゃって、ブログに書いたりする気持ちは起こらないタイプなので、今のうちに書いておきます。
まんが日本の歴史
ほとんどの日本人が、小学生から高校生の間に、日本の歴史などを漫画で学んだことがあると思います。歴史は多くの中学入試、高校入試、大学入試で必要だからでしょう。
ドラマでもアニメでも、歴史に関するものが多いのは、そんな入試を経て「歴史」に興味を持った日本人が多いからだと思います。
「哲学」の漫画って読んだことありますか?
最初は、勧められていくつかの「哲学」関連の本を読んだのですが、100ページのうち1ページくらいは実になる感じがするのですが、残りの99ページはどうしても頭に入ってこない、自分のものになる気がしない。
でも、漫画だと30分以内くらいで1冊が読めて、まあ雑なんでしょうが理解できた気分にはなる。で、漫画で興味が湧いて少し知識もついて、それから本を読むと結構楽しく読めたりする。
最初に手にとったこの漫画に感謝
(哲学じゃないじゃん、というツッコミもあるかと思いますが、ここが入口だったのでスイマセン。)
そこから始まり、実は結構たくさんある哲学にまつわる漫画を読み漁りました。
で、出会ったこの本
「武器になる哲学」 目次より
哲学の代表的な言葉や人物名は、よくわからないながらも頭に入っていることもあるのか、とても読みやすい。
「努力すれば報われる、などと神様は言っていない」 -ジャン・カルヴァン
え? この人そんなこと言ってたっけ?
と、その章を読んでみると、
あー、生まれながらに神様に救われるかどうかは決まってるって話ね。
でも、それが「努力してもムダ」とどうつながるの?
① カルヴァン: みんなに「努力してもムダ」 と信じさせる
② カルヴァン: 努力してもムダな人=「神様に救われない」って決まってる人 なんだぜ!
③ みんな: 俺は「救われる方の人」なハズ!=「努力してうまくいく人」なハズ!
④ みんな: 「だから、努力する!」 カルヴァン:いいぞ~がんばれ~♪
ってなことが書いてある。
ほほう…。
それって、
「手をおひざにおいて、お口にチャックできる人は誰かな~♪」っていう、幼稚園の先生的な教育に近いかも(笑:すいません、幼稚なのはもちろん私の思考です…。)
と、考えが進んでいきます。
哲学の本を読んで、そのことを人に話そうって思えたことはありません。(わからないから)
こうして、拙いながらも、文章に書くことができて感動。
というわけで、中学生や高校生に触れてほしいなと思える、ちょっと真面目だけどわかりやすい本を時々紹介しようかと思います。
「武器になる哲学」 目次より